Adsenseの広告コード改変に関するポリシーが変更され広告コードの改変が可能となりました

Adsenseでは色々なポリシー違反が定義されていますが、広告コードの改変もその中の一つです。いくつかの例外を除いて広告コードは取得したまま使用する必要があり、広告コードの改変は比較的重大なポリシー違反とされてきました。

本日公開されたAdsenseの公式ブログであるInside Adsenseの記事によると広告コードを変更することが許可されたようです。

LINK:Updates to our ‘Modifying Ad Code’ Policy – Inside AdSense

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一部抜粋すると次のようなことが記載されています。

Going forward, we will permit publishers to make modifications to the AdSense ad code so long as those modifications do not artificially inflate ad performance or harm advertisers and otherwise comply with our Terms and Conditions and program policies. This will enable you to try a range of techniques on your site such as:
・Responsive design: Enabling publishers to create a single webpage that will adapt to the device on which it’s being viewed, whether it’s a laptop, smartphone or tablet, to maximize user experience.
・A/B testing: Running a test by creating multiple versions of a page, comparing user behavior to see which page is the most effective.
・Setting custom channels dynamically: Tracking performance of segments of users, sections of your site, or other behavior to maximize ad and user experience.
・Ad tag minification: Enabling your site pages to load faster by reducing the amount of data to be transferred.

まず広告コードの改変について「artificially inflate ad performance」されなかったり、「harm advertisers」しなかったり、「comply with our Terms and Conditions and program policies」ならばコードを改変してもいいと記載されています。正確には英文をご自身で読んで頂きたいのですが、Adsense規約とポリシーに準拠し、不適切に広告収益を増加させるものではなく、広告主に不利益にならないものであれば、コードの改変が可能になったようです。

 

そして4つの例が記載されています。1つ1つご紹介しますが、解説している部分の内容について保障することはできませんので、参考にして頂く場合は自己責任でお願いいたします。

1番目はレスポンシブ・デザインに関するものです。

・Responsive design: Enabling publishers to create a single webpage that will adapt to the device on which it’s being viewed, whether it’s a laptop, smartphone or tablet, to maximize user experience.

ブラウザの横幅に合わせてレイアウトを変更する場合にAdsense広告も別のサイズのものを表示したい場合があります。記述方法としては色々考えられるのですが、海外の公式サイトではコードサンプルが掲載されたことがありました。ただコード改変を伴うものであり、明示的に日本でも使用可能とは記載されなかったため、日本でもこのような記述方法が許されるのかどうかがはっきりしていませんでした。

LINK:http://adsense-de.blogspot.jp/2012/12/adsense-auf-responsive-design-websites.html

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今回サンプルの1つとして紹介されていますので、今後はレスポンシブ・デザインに合わせて広告コードを変更することが安心して行えるようになったのではと思います。

2番目はA/Bテストに関するものです。

・A/B testing: Running a test by creating multiple versions of a page, comparing user behavior to see which page is the most effective.

どちらの広告がより収益に結び付くかなどの測定を行うA/Bテストを行う場合についてですが、こちらは以前から広告コードの改変が許可されていた数少ない例外でしたので、こういった変更ができるよという例の1つかと思います。

LINK:http://adsense.blogspot.jp/2006/08/abcs-of-ab-testing.html

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3番目はチャネルに関するものです。

・Setting custom channels dynamically: Tracking performance of segments of users, sections of your site, or other behavior to maximize ad and user experience.

カスタムチャネルを動的に設定する、といった内容かと思いますが、具体的にどのような使い方をするのかちょっと分かりませんでした。

4番目は広告コードのサイズ縮小に関するものです。

・Ad tag minification: Enabling your site pages to load faster by reducing the amount of data to be transferred.

今までは改行コードの削除も許可されていませんでしたが、今後は無駄な改行などを取り除いて広告コードのサイズを縮小できるようになるようです。

 

以上、4つの例が記載されていますが特にこれに限ったわけではありません。逆に引き続き明示的に許可されていない改変もヘルプページには記載されています。

LINK:AdSense 広告コードの修正 – AdSense ヘルプ

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たとえば、サイト運営者様による次の行為は禁止されています。

・標準オプションの広告ユニットの高さや幅を変更する
・「フローティング ボックス スクリプト」内か、コンテンツが隠れてしまう方法で AdSense 広告コードを設定する
・何らかの方法で 1 ページに 4 つ以上の AdSense 広告ユニットを表示する
・隠しキーワードや iframe などを使って広告のターゲット設定を操作する
・メールやソフトウェアで広告を配信する

これらは引き続き禁止されています。最初に記載した通りコード改変のポリシー違反は比較的重い違反だと思われますので、改変をされる場合は先に記載した改変する場合の条件に違反していないかどうか十分注意されることをお勧めします。

追記:

日本語版ヘルプの内容が更新されました(URLは同じです)。

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更新されたヘルプでは今回のポリシー改変に伴って例として記載されていた4つの広告コード改変のサンプルコードが掲載されています。

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是非一度チェックされてみて下さい。(4番目の例は、改行などを削除できるというよりも広告コードに含まれるコメント行などを削除できるという意味だったようです)。

追記(2):

日本語版Inside Adsenseでも広告コード改変に関する記事が掲載されました。

LINK:http://adsense-ja.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html

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内容的に先に記載した英語版のものと同じです。ただ日本語で説明頂いていますので改めて内容をご確認されてみて下さい。